【鳥ニュース】Twitterインコ虐待で名古屋市の坂野嘉彦が逮捕!虐待事件の経緯まとめ

2019年7月18日鳥ニュース

【鳥ニュース】Twitterでインコ虐待投稿を行っていた名古屋市の無職男性を逮捕!

2019年6月22日ごろからTwitter上で、セキセイインコなどを虐待する動画や写真を投稿していた無職の男性「坂野嘉彦(34歳)」が、7月18日に名古屋の警察に逮捕されました!多くの愛鳥家が虐待投稿に心を痛めながらも、警察への通報や動物愛護団体との協力の結果、インコ虐待犯の逮捕につながりました。

 

6/22にセキセイインコを虐待する動画や写真を投稿開始

2019年6月22日(土)に、幼鳥のセキセイインコやオカメインコに対し虐待する動画や写真を投稿する「インコ可愛がり総合ニュース」というアカウント名のTwitterユーザーが現れました。

【動物愛護法違反】Twitterでセキセイインコ・オカメインコの虐待動画・写真を投稿

避妊具を被せチャッカマンで火を近づけたり、虫刺され薬(ウナコーワクール)を貼付したり、強い水量での強制的な水浴びさせるなどの虐待行為を撮影した動画をアップロードしていました。

インコ生活でも110番通報を行い、最寄りの警察署の捜査員に投稿内容を報告しました。しかし、残念ながら住所等が分からないため、警察としてはすぐに捜査を行うとのことでした。

その後、犯人が自ら削除した、もしくはTwitter社の通報によってか、インコ虐待投稿を行っていた「インコ可愛がり総合ニュース」のアカウントがなくなってしまいました。

 

犯人はアカウント名を変え、インコ虐待投稿を続ける

6月22日に「インコ可愛がり総合ニュース」が虐待動画を投稿した1週間後の6月29日に、今度は「インコは最強のおくすり」というTwitterユーザーが現れました。

「インコは最強のおくすり」もインコを虐待する写真や動画をTwitterに投稿し、その後アカウントを削除していました。

その後も再び新しいアカウントが作られ、さらなる虐待を匂わせる投稿が行われていました。そうした残虐な投稿に多くの愛鳥家が心を痛めていました。

インコ虐待犯に憤りを感じた人々が動物愛護団体とも連携し、警察やマスコミに通報されていたものの、犯人逮捕などの情報がないまま、1カ月弱経過していました。

 

7/18にインコ虐待犯逮捕のニュース

そんな中、ついに2019年7月18日(木)の夕方に名古屋にあるテレビ局の中京テレビNewsや通信社の時事通信社が、インコ虐待犯が逮捕されたというニュースを報じました。

インコを虐待か 無職の男(34)を動物愛護法違反容疑で逮捕 名古屋・中村区(中京テレビNews)

インコ虐待容疑で男逮捕=「鳴き声うるさい」-愛知県警:時事ドットコム

ニュースによると、インコ虐待容疑で逮捕されたのは、愛知県名古屋市中村区椿町に暮らす無職・坂野嘉彦容疑者(34)でした。

坂野嘉彦容疑者は容疑を認め、取り調べに対し「鳴き声がうるさくて腹が立った」と動機を語っています。

今回の逮捕容疑以外にも、虐待動画を投稿しており、さらなる捜査が進められているとのことです。

さらに朝日新聞デジタルでも報じられ、保護された2羽のセキセイインコを含め、押収された証拠品の写真が掲載されています。

名古屋で逮捕されたインコ虐待犯の家宅捜索で保護されたセキセイインコ2羽(朝日新聞デジタルより)

インコにコンドーム、虐待容疑で男逮捕 ネットで公開か(朝日新聞デジタル)

保護されたセキセイインコは幸いにもケガ等なく、虐待された痕跡もないそうです。

 

大勢の人々の警察への通報が、犯人逮捕に貢献

今回のインコ虐待犯の逮捕の裏には、セキセイインコの虐待投稿に心を痛めた人々による、警察への多数の通報がありました。ニュースでもそうした情報が報じられています。

各地から愛知県警に「インコを虐待している動画を投稿している人がいる」などと相談が寄せられたため、ネット上でこうした動画を確認したという。(朝日新聞デジタル)

虐待投稿の写真や動画に映ったケージや物品から、犯人と思しきアカウントと居住地について特定が行われました。その結果、愛知県警への通報が行われ、今回の逮捕に至りました。

もし、そうした行動がなければ、こうした動物虐待犯は逮捕されずに野放しになっていた可能性は高いと考えます。

 

現行の動物愛護法違反は2年以下の懲役または200万円以下の罰金

今回、インコを虐待してきた男が逮捕され、もしかしたら殺されていたかもしれないセキセイインコ2羽の命を救うことができました。

しかし、現行の動物愛護法では、「愛護動物をみだりに殺したり、傷つけた者」への刑罰は、

2年以下の懲役、または200万年以下の罰金

と非常に罪が軽いのが現状です。これまでにも動物愛護法違反は、逮捕・起訴されて刑事裁判になっても、執行猶予付きの判決しか出ていません。

2019年6月に国会で動物愛護法の改正が可決され、動物愛護法違反の厳罰化が進む方向ですが、それでも「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」とまだまだ罪は大きくありません。

インコ虐待で改めて考える動物愛護法の罰則の現状と2019年改正後の比較

今回、インコ虐待犯が逮捕されましたが、刑事裁判で有罪判決は出るものの、実刑を受ける可能性は非常に低いと推測されます。

こうした悲しい事件を防ぐためにも、さらなる厳罰化が求められます。